偉い人
苦情申告の電話を受けるのも、
職場のカースト制で最下層であるzakiの重要な仕事です。
苦情の大半は、内務勤務のzakiとは直接関係の無い
配達に関する苦情(誤配達が主)です。
もちろん、お客様にとっては同じ局員ですし、
こちらも同じ局員のミスですから、
丁寧な対応を心がけています。
たとえ、外務のじじい局員がヘラヘラ仲間と談笑打ち合わせを
となりでしていようとも、お客様に怒鳴られて、ひたすら謝っているのです。
さて、その日の電話の内容も誤配で、お客様は大変ご立腹のご様子でした。
誤配で有る以上は、誤配された郵便物を受け取りに伺わなければなりません。
つまり、電話のお客様が何処のどちら様かを確かめなくてはなりません。
恐縮しながら尋ねました。
zaki 「失礼ですが、どちら様ですか?」
今思えば、あまり良くない尋ね方だったかもしれませんが・・・
この時点でお客様は、名乗りもせず、住所も明かさずに、
だた怒りを暴発させているだけでした。
お客様「○△(地名、しかも広域)だ!!」
zaki 「・・・(絶句)。大変申し訳有りませんが、こちらからお伺いしますので、
ご住所とお名前を・・・。」
お客様「○△(地名、人口1000人以上)だって言ってるだろ!?」
zaki 「・・・・・・・・・○△だけでは、」
お客様「○△(地名、埋め立て地)だって言ってるだろ!?」
以下、無限問答。。
どうやら、ご領主様だったようですね。<怒