ヤマハ TZR250
89年式 いわゆる後方排気
90年式との違いはFフォークが正立で有ること(90年式は倒立)、キャブの径(90年式は低速トルク対策で小径化。SPは同径)
究極のパラツイン、と言えば聞こえがイイが
レースでの戦闘力は発売当初から疑問視されていました。
実際に乗っても88年式NSRよりも明らかに非力でした。。
この時期までヤマハの燃料キャップ「エア・プレーン」タイプは密封性が低く、
野外保管で雨に曝されると、タンク内に雨水が溜まっていました(T_T)。
比較的新しいモデルにも関わらず、
低速トルクがいらっしゃいませんでした。
だけど、
だけど、
だけど惚れ込んでいました!
デザインって好みが別れる処ですけど、
俺はこの後方排気が
世界で一番美しいレーサーレプリカ
だと信じています。
それに、確かにパワーはNSRより劣っていましたが、
吹け上がり方は快感でしたし、なによりも
ハンドリングは絶品でした。
悪鬼や羅刹の如き先輩達に、
このバイクなら食らいつくことができました。
敢えて言いましょう。
命を預けられるバイクでした。
最期は・・・
某バイパスにて、Z32と軽く追いかけっこ中、
スピードメーターが振り切っている のに、
タコメーターが0 を指しました。
クラッチレバーに指をかけるクセが無かったらヤバかったなぁ。。
クランク焼き付きだったら無意味ですけど(苦笑)。